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岐阜市にて雨漏れしている屋根と外壁の診断、調査を行いました。

• 投稿日：2018年 4月25日
  
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岐阜市茜部にて雨漏れしている屋根と古くなった外壁の修理のため、診断、調査を行いました。

こちらのお宅の屋根は、陸屋根と呼ばれ、シート防水によって雨漏れを防いでいるご自宅でした。
シート防水の現状は、経年劣化、紫外線によってシート防水が破れており、お客様ご自身で修理されていた
ようですが、雨漏れが止められなくなりご相談を頂きました。

お客様のご要望で、これからご自宅を20年以上は使用されるという事で、一時的な修理ではなく
シート防水の交換が必要と判断しました。
またこのような状態の場合は一時的な修理、補修は可能であっても、ランニングコストを考えても
シート防水の交換が適した施工だと言えます。

続いて外壁の診断、調査の様子です。
外壁材も屋根同様、経年劣化、紫外線劣化によって数々のリフォームサインが見つかりました。
まずはじめに外壁材の反り、浮きです。

撥水性を失った外壁材が水分を含み、渇きを繰り返して反り、浮きが出てきています。
写真では反り、浮きが出てきているのが確認できます。
このまま外壁塗料を塗布するだけでは、しっかりとした修理とは言えません。
専用ビスで外壁材を固定し直してから下地補修を行い、塗膜を形成する必要があります。

続いて外壁材のひび割れです。
古くなった外壁材にひび割れが多く確認できます。
外壁材のひび割れは下地調整材にて修理を行うケースもありますが、今回のケースではしっかりと
専用のシーリング材にて補修、パテ埋めを行う必要があります。

続いて外壁材繋ぎ目のシーリングの破断です。
紫外線劣化によって、外壁材繋ぎ目のシーリングに縮みや破断が多く見られました。
このような状態の時は古くなったシーリングを撤去して打ち直す必要があります。
お客様の多くはこのリフォームサインにご自身で気づかれてご相談を頂くケースが多いです。
実際に施工される場合は、外壁材の塗料のグレードとシーリング材のグレードを合わせる必要があります。

こちらのお宅では、他にも屋根スレート部分の経年劣化、紫外線劣化なども見受けられました。
古くなったスレートにはコケが多く見られ修理する必要があります。
修理方法は多数ありますが、今回は塗装し直す修理ではなく、重ねて屋根を葺く修理がおすすめです。
塗装工事でも修理可能ですが、今現在の状態から耐候年数に期待ができません。
お客様ご自身が20年以上ご使用になられる建物なので、ランニングコストを考慮して重ねて屋根を葺く工事が
ベストだと思います。

今回の診断では、数多くのリフォームサインが見つかりました。
やはりリフォーム前には診断をしっかりと行い、お客様のご要望に合わせた修理を行う必要があります。
今回のケースではただ塗装、補修するだけではダメな箇所も多くありました。

今後も20年先までしっかりとお付き合いして頂けるリフォームを提案、提供したいと思います。

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