金属屋根と瓦屋根のメリットデメリットについて紹介します。

  • 投稿日:2018年 5月28日
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
一宮の総合リフォーム店「ハウスメンテナンス」です。

こんにちは。ハウスメンテナンスです。
今回はお客様からも質問の多い、金属屋根と瓦屋根のメリットデメリットについて紹介します。

金属屋根と瓦屋根のメリットとデメリット

金属屋根のメリット

金属屋根は昔から今まで長く使われ続けている屋根材です。
昔は「トタン」がとてもよく見られましたが、最近だと材質は「ガルバリウム鋼板」が良く使われます。
瓦屋根との大きな違いは重さです。また下記の写真のように土や漆喰のような劣化箇所が少ないのも特徴です。
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※瓦屋根の漆喰の劣化の様子

金属屋根のメリットとは

軽量(瓦屋根と比べてとても軽い)

金属屋根は瓦屋根と比べて1/10程度の重さになる種類の屋根材があります。メーカーにもよりますが屋根材が軽くなれば屋根自体が軽くなるため、災害時の家屋倒壊の危険が少なくなります。

細かい加工ができる(加工が容易)

瓦屋根で使用される陶器瓦などは一度形を作ったら加工は容易にはできませんが、金属屋根で使用する屋根材の原料は金属ですので同じ色の大きい板の状態の金属板を現場に持っていき、現場で使用し加工する事で瓦屋根では加工できない形や隙間を自在に成型出来ます。これによって、ある程度、どんな屋根にも形を合わせる事ができます。

継ぎ目や隙間が少ない

継ぎ目が少ないという事は、雨水が入る隙間も少ないという事なので、必然的に防水性が高まります。

経年劣化が起きにくい

近年の金属屋根で使用されている金属素材は厚みが増し表面の塗装も強固なものになり昔の金属屋根よりも経年劣化が起きにくく、メンテナンス費用があまりかからなくなりました。(状態によっては塗装した方がいい場合もあります。)

金属屋根のデメリットとは

瓦屋根からのリフォームは屋根が薄くなる

元々瓦屋根の住宅を金属屋根にリフォームする場合は注意が必要です。それは屋根が薄くなるということです。屋根が薄くなるという事は例えば音や、強い雨が当たった衝撃などをお家の中に伝えやすいという事になります。
その場合は金属の屋根材の裏に断熱材が設置された商品を選ぶことにより音や熱の問題を解消する事をお勧めします。メーカー商品によっても変わるのですが、断熱材の厚みにより断熱効果も変わればリフォームにかかる費用も変わりますので様々なメーカーの様々な種類を確認し施工費用にどのくらい違いがあるかを確認しましょう。

メンテナンスのタイミングが重要(錆びや傷など、外的要因に弱い)

近年の金属屋根は鋼板が強固のものになり塗装も強くなったため経年劣化が起きにくいですが、一度錆びてしまうと錆びが徐々に広がってしまい、何も対策をしなければ最後には穴が空いてしまいます。金属屋根の場合は塗装などのタイミングが非常に重要になってきます。

メーカーや種類が豊富

金属製の屋根材はデザイン性も高く製品を販売しているメーカーさんも多く種類も豊富です。特に施工性の良さや廃材の問題や軽量という事でリフォームには非常良く採用されています。メーカーや種類によって価格も性能も大きく変わります。

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こちらの写真は最も安価に施工でき当社でも屋根のカバーリフォームでよく利用させていただいている、セキノ興産というメーカーさんの「S&Sルーフ」という屋根材です。

瓦屋根のメリット

瓦屋根

瓦屋根は昔から使われている屋根材になります。お茶碗と同じ陶器の焼き物でできています。
昔は和瓦と言われる和風の瓦しかありませんでしたが、最近は台風などに強い平板瓦など、種類が増えてきています。

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※昔からある和瓦

瓦屋根のメリットとは

経年劣化が遅い(外的要因に強い)

瓦は焼いて作っているため、雨水などによる外的要因による劣化や破損が起きにくく、耐久性がとても高いです。また、瓦は一枚が割れてしまっても、差し替えるだけですぐに対処でき、メンテナンス性も高いです。

断熱効果がある

瓦の屋根は熱を通しにくいため、断熱効果を期待できます。

トータルで見た費用が安く済む

瓦は定期的なメンテナンスは必ずしなくてはいけませんが、長期的に見た場合の費用はかなり抑えられます。また、瓦自体は耐久性が高いため、他の素材では考えられないぐらいの長期間使う事もできます。

瓦屋根のデメリットとは

重い(かなりの重量がある)

瓦屋根はかなり重い屋根です。そのため、地震などの災害時に倒壊などの不安があります。

メンテナンスが必要

瓦自体はかなりの耐久性を持っているのですが、漆喰や谷板金などの部位の耐久性は高くありません。瓦の劣化は起きていなくても中の劣化が起きている事が多く、メンテナンスはかかせません。

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これはマルスギさんという三州瓦のメーカーのイーグルロックという瓦です。
平板瓦という種類の瓦ですが、通常の瓦と違い、瓦を組み合わせて動かなくした後、釘などで更に固定して使う瓦です。
なので、地震などが起こった際に、瓦が落ちてくるといった事が起こりません。
また、瓦が固定されているため、瓦ずれが起きないという特徴ももっています。

このように、屋根にも様々な種類があり、お家の場所用途状態形状によって何が最善か変わってきます。
もし、お家での葺き替えをお考えの方は、最善のご提案をさせていただきますので、ぜひハウスメンテナンスまでご連絡ください。

施工費用について


金属屋根や瓦屋根の施工費用や種類などは下記の施工事例より確認ください。数ある施工事例の中からお客様のお家にぴったりのリフォーム施工事例が見つかるかもしれません。また、施工事例を見て頂き工事にかかった費用やどんなメーカーの種類を使用したかなどの詳細はお気軽にお問い合わせください。






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